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Still Life(point), Still Life(line)

photo: Kensuke Hashimoto

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photo: Kensuke Hashimoto

Still Life (point), Still Life (line)

2024

150×200cm / CLIP STUDIO PAINT, インクジェットプリント, アルミマウント

 

《Still Life(point)》と《Still Life(line)》は日々流通する画像における虚実の不確かさへの関心から制作した。

《Still Life(point)》では実在する建物を、《Still Life(line)》では存在しない架空のビル群をそれぞれモチーフとしている。2点を並置することで、虚構と現実が混在しながら流通する画像のあり方を可視化している。

制作過程で電子機器のエラーによって生じるグリッチの効果を取り入れ、自身のコントロールから離れた画面を構成することを試みている。一度描いたイメージ(Figure1)をアルゴリズムによって崩壊させ、そのパターン(Figure2)を重ね合わせていくことで、意図的なものと機械的な変化が交錯するイメージ (Figure3)を構築している。

また、データの容量の増加に伴いデバイスの読み込み時間が長くなる点に着目し、容量を作品のサイズに、読み込み時間を鑑賞時間に対応させる考えのもと、作品の物理的なサイズを決定した。

制作背景には、現代の情報環境において流通する画像の存在がある。画像は様々なメディアを経由するなかで変換・圧縮・トリミングを繰り返し、次第に原型を失っていく。誰もが容易に情報を発信できる時代において、正確で必要な情報の見極めることは困難であり、膨大な画像の中で個人がリアリティを持って見ることができるものはわずかであると感じている。

Figure1 実在する建物を描画したもの

Figure2 画像を崩壊させたパターン例

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Figure3 レイヤーが重なり構成された画面

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